2016年02月25日号
3;高流動コンクリート 増加の公算~国交省
国土交通省が昨年末から検討を始めた建設業界における生産性向上策(i―Construction)で、コンクリート工におけいて現場打ちの効率化とプレキャストの進化が検討されている。コンクリート工は他の工種に比べ生産性向上が遅れている。トンネル工事の場合、1960年代に行われた東海道新幹線工事で山岳トンネル1mあたりに要する作業員数は58名だったが、90年代に建設された長野新幹線時には8名、近年では6名と、この50年で作業員の生産性は約10倍に向上している。