2008年05月01日号
3:国交省~再生骨材 生コン向け拡大へ リサイクル計画を発表
国土交通省は4月23日、「建設リサイクル推進計画2008」を公表した。それによると、コンクリート塊の再資源化について、今後再生骨材への利用拡大を視野に技術的課題の調査検討を進めるとしている。
コンクリート塊については、06年度の再資源化率が98・1%と高いことから、今後も現状の再資源化率を維持することとした。一方、現在の主要用途である再生砕石の需給バランスは、今後老朽化したコンクリート構造物の解体増加により崩れる可能性があると指摘。今後は生コンクリート向け再生骨材の需要を増やす必要があるとしている。