2015年08月27日号
4;耐久性確保の研究発表~セ協研究所
セメント協会研究所は18日、東京都北区の研究所で講演会を開いた。セメント系材料の超長期耐久性問題やコンクリートの凍害劣化、東日本大震災で発生した災害廃棄物の有効活用などをテーマとした講演が行われた。広島大学の半井健一郎准教授は「セメント系材料の溶脱と長期耐久性」、秋田大学の徳重英信教授は「コンクリートの凍害劣化機構のこれまでの現状―複合劣化に対する機構解明のために―」、岩手大学の大河原正文教授は「東日本大震災により発生した災害廃棄物の特性と再生復興資材の有効活用ガイドライン」の題でそれぞれ講演した。