2008年03月27日号
2:コンクリート標準示方書~設計・施工編に乾燥収縮率の上限値
土木学会が定めるコンクリート標準示方書の設計編、施工編にそれぞれ乾燥収縮率の上限値が規定化される。設計編では1200μ、施工編で7日以降6か月未満の上限値を1000μとする。また、来年度に改定が予定されているJASS5も乾燥収縮の上限値が規定化される見通し。コンクリートの乾燥収縮の原因は粗骨材の種類が一番の原因といわれている。しかし、岩種だけでは乾燥収縮率を推定することは困難であると証明するデータが、19日に開かれた骨材の収縮問題セミナー(日本砕石協会関東地方本部主催)で紹介された。