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2015年06月25日号

3;原料系が飽和状態~セメント

セメント協会のまとめによると、2014年度のセメント1トン当たりの廃棄物・副産物使用量(原単位)は前年に比べ7キロ減の479キロとなり、9年ぶりに前年を下回った。原料系廃棄物の置き換えがいよいよ飽和状態に達しつつあるもようだ。加えて、大型土木工事の終息などでセメント混合材向けの高炉スラグの引取りが減ったこと、震災廃棄物処理がピークアウトしたことも影響した。