2008年03月06日号
2:石川工組~非・微破壊試験を実施 4月から受託業務開始
石川県生コンクリート工業組合(向出勉理事長)の2試験場(県北・県南)が来年度から非破壊・微破壊の試験の受託業務を開始する。試験項目はボス供試体(微破壊)、小径コア(微破壊)、超音波(土研法、非破壊)による新設構造体コンクリート強度測定。
同工組は、①国土交通省が06年9月に各地方整備局に通達した「微破壊・非破壊試験によるコンクリート構造物測定試行要領(案)」に早期に対応することによるPR効果②試験機器で耐震補強などに必要な調査も行える、ことから非破壊・微破壊試験に取り組むことを決めた。また、同工組は「診断業務は補修業務と一体となっているため、ノウハウや経験が必要」とし、来年度は受託業務に努め、試験業務を構造物の調査・診断会社から受託する考え。