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2015年03月12日号

4;東京生コン協組、出荷急回復

東京地区生コンクリート協同組合(東京都中央区、吉野友康理事長)の生コン出荷が急速に回復している。2月は前年同月に比べて36・2%増の29万1千m3と3か月連続で増加した。上半期のマイナス分(約11万m3)を取り戻し、4~2月で0・6%増の286万5千m3とプラスに転じた。豊洲新市場や大手町、六本木などの再開発、物流倉庫など大型工事向けの出荷が相次いで本格化している。3月が天候不順の影響をあまり受けなければ、年度トータルでは311万m3を超えて、3年ぶりに前年実績を上回る公算だ。