2008年02月28日号
2:全生連~生コン代金回収条件実態調査 焦付き5000万円が最高値
全国生コン両連合会がこのほどまとめた第6次の生コン代金回収条件実態調査によると、生コン協同組合の代金回収焦付きの発生率は45・1%と前回調査に比べ3・8ポイント上昇した。総額5000万円超の焦付きが全体の6・1%を占め調査開始以来、最高値を記録。建設の受注競争の激化、公共投資の削減や改正建築基準法による工事量の減少などで地場建設の経営破たんが相次いでいることが背景にある。建設の信用不安が色濃くなるなかで、生コン協同組合は現金取引など与信管理強化策を進める必要がありそうだ。