2008年02月14日号
2:近畿の生コン~値上げ表明相次ぐ 大阪広域 仕切1500円引き上げ
大阪広域生コンクリート協同組合(鶴川順康理事長)は4月1日以降の新規契約から仕切価格を1500円引き上げる。合わせて現行建値14300円以上(18・18・20)の確保を目指す。
原材料・燃料コストの上昇に加え、数量減と価格ダウンで経営環境は悪化。4月以降、一段のコストアップが避けられないことから価格引き上げを決めた。同時に業界構造改革として流通の一元化、構造改善事業(集約化)、員外社の加入促進に取り組み、体質強化を図る。
そのほか、兵庫中部生コン協同組合(小野市)は2月1日以降の新規契約分から販売価格を1500円引き上げ11800円(18・18・20)とする。姫路生コン協同組合(姫路市)は4月1日以降の新規契約分から値戻しを実施。販売価格は価格表から4500円引きの11900円(建築標準)とする。