2008年02月14日号
4:石灰石~07年生産 3年ぶり減少 セメント減少が響く
石灰石鉱業協会はこのほど、2007年(暦年)の石灰石生産量をまとめた。07年の石灰石生産量は前年比1・1%減の1億6559万8千㌧で、3年ぶりにマイナスに転じた。銑鉄生産量が3・0%増と好調を維持、粗鋼生産量も3・4%増だったが、セメントの減少が響いた。
07年の石灰石生産量のトップは日鉄鉱業の鳥形山鉱山で、前年比0・6%増の1345万1千㌧だった。3年連続のトップ。第2位は戸髙鉱業の戸髙鉱山が0・2%増の1297万2千㌧だった。第3位は大分太平洋鉱業の新津久見鉱山が2・2%減の1236万8千㌧。