セメント協会が23日発表した4~9月のセメント国内販売(輸入除く)は前年同期比0・7%減の2234万4千トンだった。東日本大震災復興工事が進む東北や民間工事向けが出ていた関東一区がこれまで出荷をけん引してきたが、両地区ともに減少に転じた。一方、都市部で再開発工事が本格化する東海、近畿の出荷は増加した。下期は築地市場移転工事などで需要が回復する見込みで、セメント協会では当初見通しの4800万トンは修正していない。
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