北陸では生コン協同組合が市況対策を講じている富山、福井県南越地区で生コン市況が上昇している。富山は新幹線工事がほぼ終わり、出荷が落ち込む中で原材料価格や輸送費が高騰しており、コストアップを織り込んだ転嫁値上げの浸透が課題となっている。福井県南越地区は新幹線の敦賀延伸工事向けの出荷が見込まれており、安定供給に対応するためには昨年4月から再開した共販体制を強固なものとすることが課題となっている。
<<BACK
コンクリート新聞の購読をご希望のお客様は、こちらからお申し込みください。