2014年06月26日号
3;全域で共販構築へ~愛媛の生コン
愛媛県では中予生コンクリート協同組合(松山市)の共販再構築を受け、東予、南予両地区でも共販再構築に向けた動きが加速している。東予地区では昨年4月、周桑、愛媛県東部両生コン協組エリアで共販を実施するため、両協組の組合員が東予広域生コンクリート協同組合(新居浜市)を設立し、共販を開始した。これにより、東予地区の中心地である新居浜市の市況は1000円上昇し、1万1500円(18・18・20)となった。さらに、4月に愛媛県宇摩生コン協組員1社が同協組に合流して、共販エリアを広域化すると同時に、工場も集約化した。同協組は今後、目標価格の浸透と、残る員外社の加入を進める。