2013年10月31日号

3;生コン 原料高に直面～本紙調査

生コン業界は原材料高に直面している。コンクリート工業新聞がこのほど、生コンメーカーを対象に実施した生コン業況定期調査に合わせて原材料の仕入価格の動向を調べたところによると、今年度上期（４～９月）は、主に骨材価格が上昇した。生産・物流コストの上昇などを理由に、全国的に骨材値上げが進められており、今回の調査では粗骨材、細骨材ともに過半が上がったと回答した。下期（１０～３月）は、上期に比べて骨材の値上げ攻勢がいくぶん弱まる一方で、セメント値上げの受け入れが広がる。