2007年11月08日号
4:徳島工組~屋上緑化にポーラスコン 通年の温度変化調査
徳島県生コンクリート工業組合(徳島市、吉住道理事長)は、ポーラスコンクリートの需要拡大に向けた新たな研究に取り組む。屋上緑化への展開を目指し、光熱費削減効果やヒートアイランド対策効果を検証する。近い将来、民間企業に向け売り込みを図る考えだ。
実験場所には同工組がある「生コンセンター」の屋上を活用。すでにポーラスコンクリートパネルが設置されており、10月に様々な副産物を使用した植栽用のテストブロックを作製。11月21日にポーラスコンクリートを打設、表面の温度測定を1年かけて実施、建物内部への効果も調べ、ヒートアイランド対策効果を実証する。