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2013年09月12日号

4;乾燥収縮試験 標準配合で6割~全生連調査

全国生コンクリート工業組合連合会、同協同組合連合会はこのほど、2012年度コンクリートの乾燥収縮に関する実態調査結果報告書をまとめた。同調査は08年から3年連続で実施されており、今回が4回目。39工組から1207件の試験データを収集した。このうち、日本コンクリート工学会(JCI)の「コンクリートの収縮問題検討委員会」が10年3月に提案した標準配合「普通30・18・20(25)N」で実施された試験結果が、全体の6割、732件に上った。同委員会が示した配合が乾燥収縮試験で浸透したとみられる。