公共事業の縮減や価格競争の影響で苦戦が続く道路用二次製品業界だが、茨城県コンクリート製品協同組合(水戸市、22社、弓削徳衛理事長)では積極的な値戻しが成果をあげている。今年4月に県の積算単価改定に合わせて値上げが実現したほか、10月も鉄筋量の多い長尺U字溝の積算単価が改定された。原材料の高騰は今も続いており、今後も製品単価の改善を押し進める方針だ。また、同協組ではアイデア商品の開発を進め、需要環境の改善に努めている。
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