2007年09月13日号
1:重み増す生コン品質監査制度
全国生コンクリート品質管理監査会議(長瀧重義議長)のまとめによると、全国の生コン工場数は第1回全国統一品質管理監査会議が実施された97年度以降、10年間で16%減少したが、監査を受ける工場(受審工場)は2・3%減とほぼ横ばい。国や自治体が「望ましい」などの表現で仕様書などに監査合格工場(○適マーク)の優先使用を盛り込み、公共事業での生コン工場の選定で同制度は重みを増し待たなければならない証明になっているためだ。地区会議も透明性、公正性の向上を図るため第三者機関による外部監査員の導入など独自の動きを強めている。