2007年09月13日号
5:奥村組~新設構造物の品質保証体制を構築
奥村組は4日、新設コンクリート構造物の品質保証システムを開発し、実施工で有効に機能する体制を構築した。新たな打設支援システムを構築し構造物の長期の性能を確保。さらに打設後の品質保証のために開発した「非破壊検査システム」で、施工に起因する初期欠陥(空洞、ジャンカ、ひび割れなど)がないことを証明する。万一、不具合があった場合には、原因を追究することで次の打設にフィードバックし、欠陥の連鎖を抑止する。コンクリート標準示方書や共通施工仕様書による施工品質の保証に加えて同システムを導入することで、信頼性の高いコンクリート構造物を構築する。