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2012年10月25日号

3:午後へも出荷分散~被災地

 東日本大震災被災地の生コンは、地域によっては需要が膨張し、供給がそれに応えきれないというケースが生じており、午前だけでなく午後にも相当量の出荷が行われている。岩手県下で生コン需給のひっ迫度が高い宮古地区の生コンは「午前、午後とも同じくらい」(生コン生産者)、あるいは「午後も午前より若干少ないくらい」(同)の量を出荷している。施工者は生コンの仕上げを午後に行うため午前の打設を望んでいるが、生コンは多くの納入現場を抱え、施工者の午前納入の希望に応えきれない。