首都圏のコンクリート用細骨材(山砂)の一大産地、千葉・木更津。生産地と需要地を結ぶ物流網が急速に細っており、安定供給に黄色信号が灯る。採算悪化と船員、ダンプトラック運転手の高齢化を背景に、船舶やダンプが減少しているためだ。木更津砂の生産・販売大手、デイ・シイ(川崎市)は、生産や物流の持続性確保を目指し、砂の販売価格を11月1日出荷分からトン当たり500円引き上げることを決めた。
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