セメントメーカー各社が値上げ交渉の早期決着を目指している。交渉が長引くほど今期の値上げ効果が小さくなり、石炭高などコストアップを吸収できなくなるためだ。このため、「7月までに道筋」(太平洋セメント)、「夏ごろまでに一定の成果」(宇部三菱セメント)と交渉を急ぐ。太平洋セメントはトン当たり平均300円、住友大阪セメントは同150円の売価アップを今期の業績計画に織り込んでいる。
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