2006年02月02日号

1：首都圏生コン協組～値上げ表明相次ぐ コスト上昇分を転嫁

　首都圏では生コン協同組合の値上げ打ち出しが相次いでいる。セメント、骨材など原材料の値上げ、原油高騰による輸送費の上昇が背景にある。玉川生コンクリート協同組合（川崎市）、は２月１日以降の新規引合受付分から実勢価格で１０００円以上の引き上げに入り、埼玉中央生コン協同組合（さいたま市）は４月１日以降の新規引合受付分から仕切価格を１０００円上げる。一方、東関東生コン協同組合（足立区）は下がり過ぎた価格の是正を目指し、値戻しに着手した。神奈川県生コンクリート協同組合（横浜市）も４月から実勢で１０００円以上の価格改善を目指す構え。