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2012年05月10日号

5;震災コンクリートがれきを再利用

 ゼネコン各社は東日本大震災で大量に発生したコンクリートがれきを再利用する工法の開発、実用化を進めている。大量のがれきを効率的に処理するために、できる限り破砕の手間を省略することが求められている。各社は解体コンクリート塊から製造する解体骨材の粒度を管理、分級して調整することで手間を省きながら通常のコンクリートと同等の品質、施工性を確保する工法を開発。震災復興で構造物の基礎地盤や盛土・地盤嵩上げの中詰め材などの用途に有効な工法として提案している。