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2012年04月12日号

3;全域で需要が回復~関東一区

 関東一区の主要10生コンクリート協同組合の2011年度の生コン出荷数量は、前年度に比べ8・4%増の1228万m3だった。06年度以来、5年振りの増加。9協組で前年実績を上回り、ほぼ全域での需要回復が鮮明となった。マンションやオフィスビル、倉庫など民間需要がけん引した。景気悪化や震災で着工が中断・凍結されていた物件も再開している。今年度は前年比2・0%減の1204万m3と小幅減少予想。各協組は良好な需要環境を背景に、生コン値上げの浸透を急ぐ構えだ。