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2011年11月10日号

2:大船渡工場に火入れ~太平洋セメント

 東日本大震災で被災した太平洋セメントの大船渡工場(岩手県大船渡市)が4日、セメント生産を再開した。災害廃棄物から塩分を取り除く設備も稼働を始め、セメントの生産供給と災害廃棄物処理で被災地の復旧・復興を後押しする。同日行われた安全祈願祭と火入式には徳植桂治社長、達増拓也・岩手県知事(代理)、戸田公明・大船渡市長らが出席。徳植社長は「大船渡工場に魂が入った。負けるな東北、がんばろう大船渡を合言葉に、セメントの安定供給と災害廃棄物処理に取り組む」と強調した。