2006年07月06日号
1:全生連 単位水量管理ガイドブックを刊行~変動要因への対応示す
全国生コンクリート工業組合連合会は、このほど「生コンクリートの単位水量管理のためのガイドライン」を刊行した。単位水量の目標値の増減や、変動の原因とみられる骨材の品質変動、コンクリート温度、運搬時間への対応などを示した。
フレッシュコンクリートの単位水量の迅速推定試験方法には、全生連規格のZKT-210(2006・改定案)「高周波加熱法」と、ZKT-211(2005)「エアメータ法」の二つを標準とした。ZKT-211では、単位水量の誤差要因とそれによる単位水量の変化量を示した。全生連は同ガイドラインを参考に、単位水量管理を一層徹底してもらいたいとしている。