セメント協会が先月刊行した2025年度版の『セメントハンドブック』によると、24年度のキルン稼働率は前年度に比べて0・4ポイント低い78・5%だった。2年連続の80%割れ。セメントの国内需要の低迷でクリンカ生産量が減った。急激な国内需要の縮小を反映して、セメントタンカーを減らすなど物流能力削減へ舵を切りつつある状況も見受けられる。
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