2025年05月29日号
5;期ずれが明暗分ける~パイル 出荷、前期
大手パイルメーカー5社の2025年3月期連結決算(トーヨーアサノは2月期)は三谷セキサンと日本ヒュームの2社が増収増益だった。コンクリートパイル・ポール協会の統計によると、24年度のパイル総出荷が200万トンを割って過去最低を更新など、需要環境が悪化する中、大型工事向けの出荷や営業強化による工事案件の受注が収益面で寄与した。一方、アジアパイルホールディングス(HD)、トーヨーアサノは減収減益、日本コンクリート工業は赤字だった。