セメント需要の減少に歯止めがかからない。セメント協会が24日発表した2024年度上期(4~9月)の国内需要は、前年同期比6・0%減の1634万2千㌧(9月輸入は見込み)となり、上期としては7年連続の減少だった。人手不足による建設工事の遅延、工期の長期化や建設コストの上昇による着工延期、公共工事の事業量の減少、鉄骨造の伸張などといった要因が複合的に重なり需要を下押しした。
<<BACK
コンクリート新聞の購読をご希望のお客様は、こちらからお申し込みください。