原材料価格や輸送コストが高止まりする中で、生コン市況がじりじりと上昇している。『建設物価』6月号によると、都道府県庁所在地の生コンの平均価格(18・18・20)は、前年同月号に比べ2165円上昇の1万9353円となった。1年間で価格が上昇した都市は37に上り、20都市で2万円を超えた。需給ひっ迫を背景に骨材の価格が上昇しているほか、物流コストも増加している。平均価格は2万円の大台が射程圏に入っており、遠くない将来に突破する公算が高い。
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