セメント需要の減少に歯止めがかからない。セメント協会が4月25日に発表した2023年度の国内需要(3月輸入は見込み)は前年同比7・3%減の3457万7千㌧で、バブル崩壊後の最低値を5年連続で更新した。実質的に過去最低となる。3700万㌧台から一気に3400万㌧台にまで急減したことにセメント各社は危機感を募らせている。今年度も出足が低調で、需要低迷はさらに長期化する可能性もある。
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