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2010年12月23日号

1:全生連調査~瑕疵保険 必要・不必要が半々

 全国生コンクリート協同組合連合会(吉田治雄会長)は瑕疵担保保険に関する調査結果をまとめた(275協組中166協組が回答)。アンケート調査は総務委員会(田村義孝委員長)が実施。これによると、瑕疵担保保険について80協組(48・2%)が「必要」、70協組(42・2%)が「必要でない」とほぼ半々に回答が分かれた。瑕疵の発生で過去に組合に損害が発生した経験がある協組は13協組(7・8%)あり、このうち4例は残水チェックの確認不足や誤配送、砂の粒度管理不足など不意の過失(ヒューマンエラー)によるものだった。田村委員長は「人の手で行うものである以上、ヒューマンエラーを防ぐことはできない。瑕疵担保保証はこれの備え」と説明している。