セメント市場の縮小が止まらない。セメント協会が22日発表した10月のセメント国内販売(輸入除く)は前年同月比5・0%減の318万9千㌧で、前年実績を14か月連続で下回った。11月も20日時点の1日当たり前年比が90%と低迷しており、浮上の兆しは見えていない。建設現場の人手不足による着工や工程の遅延に加え、物価高などで建設投資マインドも後退しているもようだ。
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