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2023年11月02日号

1;「出荷ベースやり抜く」旧契価格引き上げ、仕入補填で50億円借り入れ~東京生コン協組

東京地区生コンクリート協同組合(東京都中央区、青木規悦理事長)は来春から生コンの定価を1000円引き上げる(本紙10月19日付で既報)。昨年6月から2度、計5000円の値上げを実施したものの、コストの増加を吸収し切れていないことに加え、骨材の値上げ要請が再び強まっていること、物流、電力、産廃処理などあらゆる費用が一段と上昇していることが理由。今回の値上げでは、今年度から導入した1年の期間契約型の出荷ベースの実効性も問われる。今年度中に契約し、納入が年度をまたぐ物件の価格を1000円引き上げるとともに、経過措置対象の旧契約も期限を迎え次第、出荷ベース価格を順次適用する意向だ。