夏期における平均気温が上昇している。8月の平均気温は仙台が前年同月に比べ3・5度上昇の28・6度、札幌も4度上昇の26・7度だった。日本建築学会の暑中コンクリート施工指針・同解説では、過去10年間の気象データを基にした平年値を目安にしているため、生コン工場で早急に対応が必要になるわけではないが、今夏のような高温状態が毎年続くと、今後は北海道や東北といった北日本でも暑中コン対応が求められる可能性がある。
<<BACK
コンクリート新聞の購読をご希望のお客様は、こちらからお申し込みください。