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2023年06月15日号

3;生コン原単位が微減~21年度建築部門

国土交通省が5月31日発表した2021年度の主要建設資材の建築部門の原単位(使用量)によると、請負工事費100万円当たりの生コン使用量は1・61m3と、前回調査(19年度)に比べ0・05m3減少した。セメントが前回調査に比べ0・02㌧減の0・59㌧、骨材・石材が0・13m3減の2・61m3、鋼材が0・02㌧減の0・31㌧、就業者は1・21(人/日)減の6・63(人/日)だった。木材のみ0・01m3増の0・36m3となった。同省は「従来からの資材費や労務単価の上昇により金額当たりの使用量が減ったため」としている。昨年度から急激に上昇している資材価格の影響については、土木部門は今年度、建築部門は来年度以降の調査から反映されるとみている。