2023年02月23日号
1;残コン不正利用に対応~全国生コン品監会議
2022年度の全国統一品質管理監査はコロナ禍の影響もなく、3年ぶりに計画通り終了した。全国生コンクリート品質管理監査会議(辻幸和議長=群馬大学・前橋工科大学名誉教授)は14日、都内でWeb併用形式での定例会議を開き、45地区会議が申請した2433工場に、23年度の〇適マークの使用を承認した。また、昨年に戻りコン(残コンを含む)の不正利用という重大なコンプライアンス違反が相次いで起きたことを受け、合格工場に行う査察で生コンの製造量と出荷量の差を調査する項目を新たに追加し、23年度から実施することを決めた。