セメント協会が1月26日発表した2022年暦年(1~12月)のセメントの国内需要(12月輸入は見込み)は前年比1.4%減の3749万9千㌧と3800万㌧を割った。4年連続のマイナス。1966年水準(3590万㌧)に近いが、当時は需要が右肩上がりに増えていた局面であり、事実上、過去最低を更新した格好だ。人手不足で公共工事の執行遅れているという。さらに輸出も石炭価格の高騰による採算の悪化で1000万㌧の大台を割り込んだ。
<<BACK
コンクリート新聞の購読をご希望のお客様は、こちらからお申し込みください。