2010年07月15日号
1:近畿地方整備局~乾燥収縮850μ未満 PC橋梁上部工で試行
国土交通省近畿地方整備局は5日、橋梁上部工を対象にJISに基づく「コンクリートの長さ変化試験」(JISA1129)を試行導入すると発表した。乾燥収縮ひずみが規定値の850μ未満を超えた場合は、そのレディーミクストコンクリートの使用を原則として認めないとしている。土木学会のコンクリート標準示方書の施工編の規定(1000μ)を上回り、日本建築学会の建築工事標準仕様書・同解説(JASS5)と同等の基準と厳しくなっている。5日以降に施工する工事が対象で、試行的に順次実施する。