2022年10月06日号

2;表示反映、４か月で成果６割～全生連

昨今の生コンの値上げに関する両調査会の物価資料（『建設物価』『積算資料』）への反映が一段と進んでいる。全国生コン両連合会（吉野友康会長）は９月２９日、物価資料で生コン価格が上昇した地点（都市・地域）数について、４か月間の推移状況を公表した。毎月２０日前後に発刊される物価資料の７～１０月号（６～９月発行）の状況を調べた。また、全国各地の生コン協同組合の値上げに関する情報をもとに、価格改定が表示価格に反映された協組数も調査。全生連が取り組んできた関係省庁などへの働きかけが奏功し、いずれも９月時点で６割前後の地点、協組で成果が表れた。前月発表した３か月（６～８月）の成果は４割程度で、反映が進んでいる。