2010年05月27日号

3:大成建設～プレキャストで２００Ｎ初適用

　大成建設は１９日、設計基準強度２００Ｎ／平方メートルの超高強度コンクリートのプレキャスト（ＰＣａ化）を日本で初めて実現し、都内で施工中の物件に適用すると発表した。すでに実適用に向けて同社の千葉ＰＣ工場では日本建築総合試験所の生産技術証明を取得。今秋から２００ＮのＰＣａ柱の施工を行う予定。
　同社では３００Ｎクラスのコンクリートの開発も進めており、同日に圧縮強度試験を報道陣に公開、３１５Ｎの強度が確認された。２年以内の実用化を目指す。