2022年06月09日号
2;価格上昇で生コン使用量減~20年度土木
国土交通省が5月30日公表した2020年度の建設資材・労働力需要実態調査(土木部門)によると、請負工事費100万円当たりの土木部門における生コン原単位(使用量)は前回調査の18年度に比べ0・17m3減(10%)の1・53m3となった。セメントは0・11トン減(12%)の0・84トン骨材・石材は1・07m3減(18%)の4・98m3だった。アスファルト、就業者数も減少したが、鋼材のみ0・01トン増(4%)の0・27トンとなった。使用量が減った要因について、同省建設市場整備課は「ここ数年の資材価格の上昇が反映された」とみている。