文字サイズ(変更方法 文字サイズを大きく 文字サイズを小さく
2006年05月25日号

1:生コン流通~金利上昇懸念強まる

 首都圏の生コン流通業界は金利上昇懸念を強めている。ゼロ金利政策の解除が近いとの見方が広がっているためだ。これまで生コン売買における代金回収日数と支払い日数のタイムラグや、販売代金の2、3%ぐらいという低マージン率を支えてきたのが低金利。金利上昇は流通業界の金利負担アップを意味し、死活問題に発展する可能性もある。
 代金回収の短縮、マージン率の引き上げが焦点となっているが、仕入先と売り先の狭間に立つ流通業界にとってその実行は容易ではない。