東京都内に展開する生コン各協同組合は6月からの3000円値上げで足並みをそろえた。各協組は、原材料費や運搬費の高騰などによるコスト増に押しつぶされかねないとして、満額浸透の旗印を掲げ、強い売り腰で交渉に臨む方針。大きなコスト負担を背負う見通しが濃厚となってきた旧契約が増えるのを防ぐ仕組みも導入した。ただ、最低でも1年以上とされる旧契約出荷に伴うコスト負担に耐えられるか不透明だ。旧契約値上げを模索する動きも出てきた。
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