セメントメーカーの2007年3月期連結業績は、太平洋セメント、住友大阪セメント、三菱マテリアル、トクヤマ、D年幾何学工業の5社の経常利益が過去最高を更新する見通し。これまでコスト圧迫要因になっていた石炭の値上げ圧力は弱まる見込みだが、今期は原油高騰による重油や石化製品価格の上昇が負担になる。メーカー各社は、製品価格への転嫁や合理化などでコスト負担をカバーし、利益を積み上げる。
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