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2018年05月17日号

3;建築で中流動コン採用へ

日本建設業連合会の「建築分野における高流動性コンクリートの普及に関する研究WG」(神代泰道主査)は、スランプ管理のコンクリートと自己充填性能を有する高流動コンクリートの中間領域に位置する流動性を持ったコンクリートの建築での利用拡大に向けた研究を進めている。昨年7月に発足し、コンクリートとしての材料の評価や試験方法および良好な充填性や品質を確保するための施工方法を検討。それらをもとに設計段階から中間領域の流動性を持ったコンクリートの採用を検討できる利用ガイド作成を目指している。