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2018年05月10日号

3;販売エリアじわり拡大~石灰石骨材

石灰石各社がコンクリート用骨材の拡販を進めている。既存骨材の資源枯渇や品質変動があった地域を中心に販売エリアをじわりと広げている。骨材は基本的に生コンよりも供給エリアがやや広いローカルな商品。近隣に骨材産地があれば、生コン工場もそれを使用するケースが多い。ただ、近年は既存骨材の開発規制や資源の枯渇化などによって、生コン工場が使用骨材を変更せざるを得ないことがある。その際、石灰石各社は豊富な資源を背景に安定供給を確約してその需要を取り込んできた。