2018年03月29日号

5;停滞感続く国内需要～セメント

セメントの国内需要が停滞している。セメント協会が２３日発表した国内販売（輸入除く）は前年同月に比べ２・５％減の３２９万７千トンで、５か月連続の前年割れとなった。２月前半の大雪の影響に加え、東海、近畿といった大都市圏で盛り上がりを欠いた。今年度の国内需要は４～２月で前年同期比０・４％増の３８２５万トンとなったもよう。３月も２０日時点の１日当たり前年比が４・７％減と低調で、今年度の仕上がりは４１８０万トン前後にとどまる公算だ。