セメントメーカー各社の2017年4~12月期の連結決算は、石炭の価格高騰の影響が色濃く表れる結果となった。先高観はなお強く、引き続き収益確保の足かせとなる公算が大きい。セメントの国内需要も期待に反して伸び悩む。製造コストにとどまらず、物流など諸々の費用が膨らむ中で、今春からのセメント値上げをどこまで浸透させられるかが今後の業績を左右しそうだ。
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